33.La Vie -今ここにいること-
作詞:加藤登紀子
フランス語訳:Ilan NGUYEN
作曲:加藤登紀子
Dans la vie, ce voyage Que laisse notre passage
Nes d'une vie fragile Dans le temps qui nous reste
人生という旅の中で 人は何を残すのだろう
小さないのちとして生まれ 終わっていく その間に
朝日の中で今僕は しずかに君を見つめている
君はずっと昔より きれいになったね
眠りから覚めたように 僕は途方に暮れている
何げないこんな日を もうずっと忘れていた
僕は何を探してたのか どこか遠い世界で
ここにはないあたらしい 何かを手にいれるために
急ぐ列車がレールを 走るように
ゴールに向かってただ夢中で 走って来た
どこまでも終わらない ゲームのように
君は気づいていただろうか 僕らの夢のゆがみを
遠くから何もかも 奪おうとするおごりを
ほんの小さなよろこびや 悲しみにゆれる暮らしを
君はひとり この日まで 守りつづけて来たんだね
さりげない日々のくりかえし そこにある命の輝き
たゆみなく どこまでも 流れる川のように
もしもとりもどせるなら もう一度
もしもゆるされるなら もう一度
ゆっくりと同じ時を 歩いてみたい
Si je pouvais le retrouver rien qu'une fois
Si la chance m'en etait donnee rien qu'une fois
Je parcourrais lentement le meme cours du temps
ひたすら夢を追いかけて いつか夢に追われている
見えない明日を 人はいつも どこかで恐れている
人生という舞台には ただ今日があるだけ
たしかなことは 今ここに君といること
Sur la scene de la vie Il n'v a rien qu'aujourd'hui
Tout ce qui compte pour moi
C'est d'etre la avec toi
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